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雲一里 10/30

10月30日(水)雲一里 雲助一朝小里ん三人会 日本橋劇場


雲一里。
第六回の今夜は、雲助師『庚申待ち』、一朝師『蒟蒻問答』、小里ん師『お直し』。
前回は5月8日でしたので、凡そ半年振りの開催ですね。

今日は午前中から友人と蔵前、上野と遊び夕方まで。
友人とは御徒町でお茶をして別れ、単独で日本橋劇場。
入場前から “お疲れモード” ^^;


◆桃月庵あられ 『元犬』
いやぁ。前座さん離れした間の取り方、喋り口調、目配り、表情。
どんどん稽古して下さい。期待しています。

◆桃月庵白浪 『寿限無』
余裕が出てきました。
面白くなったなぁ、と思います。
早口言葉のようにしないで演ってくれればもっと好かったかな。

◆五街道雲助 『庚申待ち』
江戸情緒に溢れる演目で私好みの一席。
もっともこの噺、私は雲助師匠でしか聴いたことがありません。難しいのでしょうね。
「女、氏無くして(貉〔ムジナ〕喰って)玉の輿に乗る」に、客席の反応が鈍かった所為ではないでしょうけれども・・・
今夜の雲助師、若干いつもの調子を欠いた印象ながら愉快にまとめてくれました。

~仲 入~

◆春風亭一朝 『蒟蒻問答』
歯切れの良い職人言葉が冴えていました。
流れ者も蒟蒻屋も好く描けていたなぁ。
それと寺男がまた惚けていて良い茶利になっていました。
最終盤、下げへ向けての “種明かし” 場面で、ちょっと調子が落ちた様に感じられたのが残念。
下がる際の歩調が普通ではなかったのですが、膝かどこか痛めていらっしゃるのかしら?

◆柳家小里ん 『お直し』
前半の妓楼の主人が先ず素晴らしい。
威厳を保ちつつ、凄味がちらつく雰囲気。
実にこう腑に落ちる造形です。
蹴転へ落ちてからの女房、亭主、酔っぱらいの左官棟梁がそれぞれまた絶品もの。
引き込まれました。
小里ん師に吉原へ連れて行って貰った、そんな感じです。
下げ直前の夫婦喧嘩場面、女房の涙に思わず貰い泣きしそうになりました。
名演。


小里ん師の素晴らしい高座に巡りあえて幸運だったなぁ、と独りごちつつ家路へ。

Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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Author:喜洛庵上々
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寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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