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鈴本10中昼 10/17

10月17日(水)鈴本演芸場 昼席

『川柳師の芝居ならば一日は観なけりゃぁならぬ』と独り決めして鈴本昼席にやって参りました。
私は末広2下昼(2/23)以来、八ヶ月振りの川柳師匠の芝居です。

三遊亭しあわせ 子ほめ
古今亭志ん公 真田小僧
松旭斎美智・美登 マジック
柳家喜多八 小言念仏
鈴々舎馬風 漫談
すず風にゃん子・金魚 漫 才
林家正蔵 新聞記事
桃月庵白酒 金明竹
柳家紫文 三味線漫談
古今亭志ん輔 岸柳島

~仲 入~

ストレート松浦 ジャグリング
古今亭菊之丞 紙入れ
入船亭扇遊 家見舞
大瀬ゆめじ・うたじ 漫 才
川柳川柳 ガーコン~ラ・マラゲーニャ

◆志ん公 『真田小僧』
良い声で調子よく噺を進めました。
「家の真田も薩摩へ落ちた」まできちんと。
面白かったなぁ。

◆喜多八 『小言念仏』
お馴染みの立ち食い蕎麦の枕から。
聴きながら「まぁ季節も季節だし、この後に松茸が来て『筍』だろう」
「松茸の枕って便利だなぁ、『筍』が一年中掛けられるから」などと思いつつ、そのつもりで構えていましたら
松茸へは行かず、お年寄りの話題から『小言念仏』へ。

寄席の尺でお念仏が短めだったのが惜しい。
愉しかっただけにいきなり噺へ入って貰って、
たっぷりのお念仏の『小言念仏』を聴きたかったですね。

◆正蔵 『新聞記事』
白酒師と出番交代。
手の内の噺で表情や細かい仕種も決まっていました。

◆白酒 『金明竹』
出番の交代は正蔵師の都合に合わせて、と説明して学校寄席の話題へ入りかけましたが、
時間のせいか、或いは学校寄席の話題で思いついて腹にあった演目を替えたのか、
枕を端折り気味に『金明竹』へ入りました。
今日の客席はやや温まりが良くなかった様に思いますが、ここでかなりほぐれた印象。
白酒師の与太郎は、どの噺でも素晴らしい存在感ですねぇ。お見事。

◆紫文 三味線漫談
毎度のことですが何番目かの小咄の繋ぎに老松を弾きます。
それを聴いた私がしんみりしちゃうのも、またいつものこと。

◆志ん輔 『岸柳島』
古今亭のお家芸を掛けてきました。
若侍、船頭、屑屋、半畳を入れる二人の町人、そして老旗本をきちんと演じ分け、江戸へ連れて行ってくれました。
客席で聴いている私も同じ船に乗り合わせた様な感覚に陥り、固唾をのんで展開を見守る、そのくらいの雰囲気まで作りましたね。迫力満点の高座。
好演。

◆菊之丞 『紙入れ』
十八番を表情豊かに。
最後半の女将の口調がいつもよりもくどかった様に思いましたが、
わざと臭く押したのかな?

◆扇遊 『家見舞』
あまり好みではない噺なのですが
今日の扇遊師ぐらいの演出ならば、気持ちよく聴くことが出来ます。
そう考えるとこの『家見舞』、難しい噺なんですね。

◆ゆめじ・うたじ 漫 才
根多はお馴染みの『箸』。
『降りが酷くなるので帰るなら今のうち』と
(これもまぁ天候の好くない時にする定番の掴みなのですが)やったところ、
一人のお客様が前のめり気味に高座を横切って、本当に出ていっちゃった。
『まだ降ってませんよ~』など声掛けしたけれども、そのお爺さんは戻りません。

次が、主任ですからねぇ。
どうしちゃったのだろう。
今日は根多よりも
『私たちの言うこと、真に受けないで下さい』との言葉の方で大笑い。

◆川柳 『ガーコン』
怪我をした足が癒えず正座をしにくいとのこと、釈台を前にしての高座。
その釈台の為にマイクが遠くなったせか、喋り声がやや小さく感じられましたが
歌声は変わらず元気なので安心しました。
何十回聴いても大笑いしちゃいますね『ガーコン』。
素晴らしい高座でした。

一旦下がりソンブレロ、サロッペ姿で再登場。
『ラ・マラゲーニャ』
こちらも堪能しました。

いやぁ~、好かった好かった。


跳ねて外はまだ傘の要らぬ程度。
広小路付近で少し強くなって来たので急ぎ足になり家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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