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第616回 落語研究会 10/25

 10月25日(金)第616回 落語研究会 国立小劇場


TBS落語研究会。
今夜の主任は扇遊師、『たちきり』。
仲入は歌武蔵師『蒟蒻問答』。
他に扇辰師、三木助師、㐂いちさんの出演と触れられております。


◆春風亭㐂いち 『熊の皮』
賑やかな高座。
甚兵衛さん、目の前に居る女房にあんな大声で喋るのはどうかと思うけれども・・・。
あと『承りますれば・・・』を引っ張る引っ張る。
何も “笑わせよう” と考えなくても良いのですがねぇ。
客席は “噺” を聴きに来ているのですから。

◆入船亭扇辰 『田能久』
手の内の噺ですから安心して聴けますね。
今夜はこの一席でした。

◆三遊亭歌武蔵 『蒟蒻問答』
旅で小朝師匠の前座を勤めた枕から。
本編はややお行儀が良すぎたか?
“いい加減な奴” の描写が軽めでしたな。

~仲 入~

◆桂三木助 『天狗裁き』
この噺家さんは “自分以外の人間には興味がない人” なのかな?
肝心の “夢を見た奴” が描けていない。
もっと登場人物になりきらないとね。
筋を追っているだけですな。
口調は達者。

◆入船亭扇遊 『たちきり』
前半の “蔵入り” までは細密描写でしたが後半は至極あっさり目。
先ず、蔵を出て手紙の存在を知った若旦那の切迫感が不足していたかな。
それと、死を知らされても悲嘆の描写は薄く “死んだのじゃしょうがねぇな” って感じでした。
女将の “悟りきった雰囲気” も相乗して、 “偲ぶ” のではなく “送る” 感じが強くなりました。
泣きに走らない『たちきり』にしたかったのでしょうけれども、やや不完全燃焼。


今夜はちょっと???な聴き心地。
早く帰ろっと。ってな感じですな。

Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

Comment

佐平次 URL|
#- 2019.10.30 Wed10:50
なぜかな、落語を聴きたいという気持ちが弱くなりつつあります。
秋だからか。
喜洛庵上々 URL|
#SFo5/nok Edit  2019.10.31 Thu19:16
佐平次さん
お好みや時間の過ごし方も、生活習慣と同じく次第次第に変化するのでしょう。
そうした流れに「流されてみる」のも一興かと存じます。
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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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