FC2ブログ

国立11上昼 柳家わさび 真打昇進披露 11/9

11月 9日(土)国立演芸場 昼席 柳家わさび 真打昇進披露

国立11月上席は落語協会の新真打披露目。
先ず今秋昇進の師匠方をご紹介。
本日の主任柳家わさび師の他に、柳家喬の字改メ 五代目柳家小志ん師、初音家左吉改メ 古今亭ぎん志師、柳家ほたる改メ 柳家権之助師。
この中で “よく高座に接していた” のは権之助師、次いでぎん志師なのですが、ざっと顔付けを眺め『うん、この日が良かろう』と今日に決定。
“普段ならば忌避する土日外出” を敢行。半蔵門へ。
ところが慣れぬ事はするべきじゃぁありませぬな。
まだ午前中なのに今夜の即位祭典準備で、首都高速環状線は通行止めがあったり渋滞が出ていたり。
芝公園で降りて一般道を走りましたが、こちらも通行止めやら交通整理やらでちっとも進まない。
やっとの思いで演芸場到着。


◆柳亭市松 『たらちね』
持ち時間を2分程伸ばして “依って件の如し” まで。
無難。淡泊な印象。

◆柳家花ごめ 『からぬけ』
親子三馬鹿~酒の粕~穴子でからぬけ。
前座時分によく遭遇しましたが、二つ目昇進直後以来、久々に高座拝見。
巧くなったなぁ。
女流は演目が限られてしまうけれども、与太郎が巧みってのは武器だね。

◆柳家一九 『湯屋番』
一九師の芸歴でこの根多はもう “反則技” ですな。
客席大笑い。

◆ペぺ桜井 ギター漫談
滑舌が怪しくなって来ていましたけれども、今日は初見のお客様が多いのか受けていました。

◆柳家小満ん 『奈良名所』
今日を選択した大きな理由は小満ん師が出演すること。
その高座に接したいのが一つ。また、大師匠として口上へ並ぶであろうと推測しました。
案内人の名口調が聴かせ処なのですが、ちと調子を欠いた感じ。

◆鈴々舎馬風 『楽屋外伝』
いつもの漫談。

~仲 入~

◆真打昇進披露口上
上手から馬風、さん生、わさび、小満んの各師。司会一九師。
小満ん師が後ろ幕に言及していました。
海に浮かぶ三日月の後ろ幕で、手塚雄二画伯の筆とのこと。
わさび師の遠縁にあたるらしいですな。
一門揃っての口上は珍しいそうで、後ろ幕ともども眼福にあずかりました。

◆すず風にゃん子・金魚 漫 才
暫く以前から痛々しさを感ずるようになってきましたなぁ。
根多の替え時が来ている印象。

◆柳家さん生 『亀田鵬斎』
お師匠さんはお目出度い根多でお弟子さんの門出をお祝い。
徳川将軍家で言えば九代家重公あたりから十一代家斉公時代に活躍した書家、亀田鵬斎の挿話。
この噺、藤田本草堂作の「鵬斎とおでん屋」が原題。つまり昭和の新作ですね。
下谷金杉町で貧乏暮らしの書家、亀田鵬斎。
迷子になった孫を連れて来てくれた屋台のおでん屋に、せめてものお礼にと屋台の小障子に “おでん 燗酒 平次殿 鵬斎” と書いて落款を押したところ・・・。
『井戸の茶碗』に似た展開。
寄席で掛けるのはさん生師だけかな?久々に聴きました。
好演。

◆鏡味仙三郎社中 太神楽
仙三郎、仙志郎、仙成の御三方。
傘~五階茶碗~土瓶~撥・花笠

◆柳家わさび 『配信息子』
YouTubeでLIVE配信を志す中学生とその両親の物語。
中々面白い。
また今日の客席は半分団体さんで、しかも中学生くらいの年齢でしたから結構受けていましたね。


跳ねて “披露目の最終盤で緊張感は薄かったけれども、まぁ愉しめたな” と独りごちつつ家路へ。
往路と同じく芝公園まで一般道。物凄い人出。


Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:2 

Comment

佐平次 URL|
#- 2019.11.12 Tue10:48
小満ん、しばらくご無沙汰、彼は寄席では滑ることがありますね。
喜洛庵上々 URL|
#SFo5/nok Edit  2019.11.12 Tue11:14
当日の小満ん師演目『奈良名所』が『蝦蟇の油』に似た「口上を聴かせる噺」なものですから、言い澱みがあると面白くなくなってしまうのですね。
この日は中学生ぐらいの団体さんが入っていましたので、解り易い噺を選択されたのでしょう。
まぁ「洒脱な雰囲気を味わう事が出来た」ので好かった、と納得しております ^^;
comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

最新記事
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR