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日立寄席 11/21

11月21日(水)第211回日立寄席 日立愛宕別館

「むかし家今松独演会」(11/8 国立演芸場)鑑賞記録にコメントをお寄せくださった珍太さんより、『日立寄席』のご紹介をもいただきまして、予約申込み致しました。
これまさに渡りに舟というところ。
『もっと今松師匠を聴きたいなぁ』と強く思いましたもの。あの晩の『三軒長屋』と『大坂屋花鳥』を聴いたあと。
珍太さん、ご紹介をありがとうございます。

また、帰宅した私から様子を聞いた家人が『今松師匠の次の会はいつか』と矢の催促。
年末の新宿末広亭も考慮したのですが、直近の会で根多出しされているこちらに、と連れ立ってやって参りました。

この『日立寄席』、今夜が第211回と物凄い歴史のある会。
運営に携わっている方々の生半ではない熱意があってこそでしょう。
さて、初見参、期待感一杯。

◆建久亭馬家 『歳そば』
天狗連の方です。
刻を尋ねるのではなく、子供の歳を聞くから『歳そば』。愉快に演じてくれました。
お見事。

◆古今亭志ん吉 『天災』
演者の志ん吉さんの高座に接する機会は比較的多いのですが、演目の方の『天災』に遭遇するのは私にとって珍しいこと。

手帳を紐解いてみましたら、昨年二月「雲助月極十番 弐番」(2/22 日本橋劇場)に於いて、前方を勤めた立川こはるさんで聴いていました。およそ二年振りの『天災』。

気に入らぬ風もあろうに柳かな。
堪忍の成る堪忍は誰もする、成らぬ堪忍するが堪忍。
堪忍の袋を常に首へ掛け破れたら縫え破れたら縫え。

鸚鵡返し物なので、格言を最初に教わる場面をかなり丁寧に演じないと、あとが活きません。
難しい噺だなぁ。
格言がいくつもあり、それぞれが長いですからねぇ。客席が常識として心得ているのならばともかく、上に挙げた様な言葉に馴染みがないし下げも辛いから、演者にとっても『天災』ですね。

◆むかし家今松 『藁人形』
大昔志ん生師のテープで聴いたっきり。生で聴くのはおそらく初めてと思います。

今松師、いい味で噺を進めていきます。
雨の日の寄席で聴くような地味な噺は演者を選びますが、今松師はこうした噺が真骨頂。
いやぁ、素晴らしかったなぁ。



日立寄席、次回開催は来月十九日。
今松師の根多は『富久』。これもまた聴きたいなぁ。

家人と感想を交わしながら家路へ。





Tag:落語会・寄席  Trackback:0 comment:0 

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喜洛庵上々

Author:喜洛庵上々
喜洛庵寄席桟敷へお越しいただきまして、ありがとう存じます。
寄席、落語会、舞台などの鑑賞記を綴って参ります。

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